第50回 <ル・テタンジェ>国際料理賞
コンクール・インターナショナル
(パリ)結果報告
50éme PRIX CULINAIRE INTERNATIONAL LE « TAITTINGER »
第50回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・インターナショナルが11月16日(火)にパリ商工会議所フェランディ校で行われ、同日夜ガルニエ宮オペラ座(パリ)にて授賞式に続き、歴代メダリストであるレジス・マルコン氏、ジョエル・ロブション氏、ジェレミー・デスブロー氏、ジョナサン・ザンベルゲン氏によるガラ・ディナーが、数々の素晴らしいシャンパーニュとともに饗された。
審査委員長エマニュエル・ルノー氏(レストラン・フロコン・ド・セル、ムジェーヴ、ミシュラン3つ星)をはじめ過去このコンクールに入賞経験のある異なる国から選出された国際審査員(注1)は、第50回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・インターナショナルの結果を下記のように決定しました。
又、日本人として初めて優勝(1984年、第18回ピエール・テタンジェ国際料理賞コンクール)した堀田大氏が、審査委員として参加しました。
注1 国際審査員:
調理場審査員:ベルナール・ルプランス、クリスチャン・ネ、アマンディーヌ・シェニョ、ラルス・ヴァン・ガレン
試食審査員:JPボストゥ、ミッシェル・ルー、ピエール・レジモン、ステファン・ドゥコッタ―ル、堀田 大、ジェラール・ボワイエ、レジス・マルコン、クリスチャン・ル・スケール、ステファニー・ル・ケルク、ギヨーム・ゴメス、ミッシェル・コンビ、アルノー・ラルマン、ウルフ・ワグナー
ファイナリスト
7名
フランス、日本、スイス、ベルギー、オランダ、イギリス
受賞者
優勝
ジュリアン・リシャール氏
(Julien Richard)
フランス、コート・ダ・ジュール
イル・デ・ザンビエ
2位
ニコラ・ヘンシンガー氏
(Nicolas Hensinger)
フランス、ムジェーブ
ラ・タベルネ・デュ・モン・ダボワ
3位
吉本 憲司氏
(Kenji Yoshimoto)
日本、東京
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ
第50回インターナショナル・ファイナル
テーマ
Hommage à Michel Comby, premier lauréat du Prix Culinaire (en 1967),
sur l’esprit d’un Turbot à la Nantua Pour 8 personnes
Turbot de 3.5 kg ,Portionné et reconstitué (sans la tête)
Deux garnitures :Une à base de poireaux ,Une à base de céleri boule
accompagné d’une sauce ou d’un jus dans une saucière
ミッシェル・コンビ氏(1967年第1回テタンジェコンクール優勝者)へのオマージュ
エスプリ・ド・アン・チュルボ ア・ラ・ナンチュア 8人分
チュルボ(3.5kg)切り分け、復元(頭なし)
2種類のガルニチュール:ポワローがベースのもの、茎セロリがベースのもの
ソースまたは、ジュをソーシエールに入れて供する
審査委員長による課題ルセット
TARTE A L’ORANGE Pour 8 personnes
Interprétation libre Diamètre 22 cm
Pâte sablée à faire sur place、Oranges non traitées
タルト・ロランジュ 8人分
解釈は自由、直径22cm
パートサブレは、当日作る、加工していないオレンジを用意
1人5時間でテーマ料理と課題ルセットを制作