第51回 <ル・テタンジェ>国際料理賞
コンクール・ジャポン2017
最終審査結果
51ème PRIX CULINAIRE INTERNATIONAL LE « TAITTINGER »
ル・テタンジェ国際料理賞コンクールは52年の歴史を持ち、この間数多くの優れたシェフを輩出し、毎年開催し続けている国際料理コンクールに直結した日本で唯一のフランス料理コンクールとして高く評価されている。
コンクール・ジャポンの書類選考は8月1日に行われ、全国から応募した50名の中から選ばれた8名が、9月5日に東京調理製菓専門学校(新宿)で行われた実技選考に臨んだ。
審査結果は、シャンパーニュ・テタンジェ社社長ピエール・エマニュエル・テタンジェ氏同席のもとに帝国ホテルでおこなわれた授賞式にて発表された。
優勝者は、今年11月20日、パリで行われるコンクール・アンテルナショナルに参加する。
受賞者
優勝
坂田 知昭
びわ湖大津プリンスホテル 滋賀県
2位
竹下 公平
浦和ロイヤルパインズ 埼玉県
3位
茂手木 了
品川プリンスホテル 東京都
テーマ
ル・テタンジェコンクール国際規約に則り、2点の料理を5時間で制作した。
1.書類選考に提出したオリジナル・ルセット
Carré de porc fermier rôti, farci et manchonné Servi entier pour 6 personnes
2garnitures :
・Un chou farci en brioche (pour 6 pers) Pate à brioche fournie par l’Ecole
・Une garniture libre à base de racines et champignons
Servie avec une sauce ou un jus
Remarque : les os du carré ne pourront pas être recouverts d’une papillote
カレ・ド・ポール・フェルミエ・ロティ ファルシ、マンショネをして、アンティエで6人分
2種類のガルニチュール(6人分):
・シュー・ファルシ・アン・ブリオッシュ
・根菜とシャンピニョンをベースにした自由選択
ソーシエールに入れた1種類のソースまたは、ジュ
注意:カレ・ド・ポールの骨は、パピヨットで覆わない
2.審査委員長による課題ルセット
-実技選考当日発表
Oeufs à la Villeroy
卵のヴィルロワ風 6人分
コンクール・ジャポンの賞
優勝者
第1位のディプロム、第1位のカップ、
シャンパーニュ・テタンジェ(マチュザレム)
副賞として2,400ユーロ相当の小切手
第2位
第2位のディプロム、第2位のカップ、
シャンパーニュ・テタンジェ(ジェロボアム)
第3位
第3位のディプロム、第3位のカップ、
シャンパーニュ・テタンジェ(ジェロボアム)
ファイナル実技審査の出場者で
第1位~3位以外の者全員に、
第51回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・
ジャポンのファイナリストを証明するディプロム、
シャンパーニュ・テタンジェ(ジェロボアム)
最終審査(ファイナル実技審査)に望んだ
8名のリスト
西川 仁 | ホテル阪急インターナショナル |
茂手木 了 | 品川プリンスホテル |
竹末 宗弘 | セルリアンタワー東急ホテル |
坂田 知昭 | びわ湖大津プリンスホテル |
宮武 秀和 | ザ・プリンスパークタワー東京 |
鈴木 康平 | ホテルニューオータニ |
竹下 公平 | 浦和ロイヤルパインズ |
山下 美都穂 | 大阪新阪急ホテル |
ル・テタンジェ国際料理賞
コンクール・ジャポン審査委員
審査委員長
堀田 大 | (株)マンジュトゥー代表取締役 1984年、<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール(パリ)に、 日本人として初めて参加しグラン・プリを獲得 |
実技選考委員
河野 透 | レストラン モナリザ オーナーシェフ |
太田 昌利 | 株式会社ロイヤルホテル 執行役員リーガロイヤルホテルグループ 統括総料理長 |
田中 健一郎 | 帝国ホテル東京 専務執行役員 総料理長 |
Philippe BATTON | プチ・トノー 代表取締役 |
外山 勇雄 | 東京会館 常務取締役総料理長 |
Christophe PAUCOD | ルグドゥノムブションリヨネ 代表取締役 |
高良 康之 | 銀座レカン 総料理長 |
Nicolas BOUJEMA | マンダリンオリエンタル東京 副総料理長 |
Mathieu Taussac | Gourmet consulting 代表取締役 |
石井 剛 | レストラン モノリス オーナーシェフ |
沼尻 寿夫 | ウェスティンホテル東京 総料理長 |
書類選考委員
市川 博史 | 京王プラザホテル 取締役総料理長 |
髙橋 義幸 | 帝国ホテル東京 調理部長 |
柏木 健一 | ホテルグランヴィア大阪 レストラン フル―ヴシェフ |
中宇祢 満也 | 浦和ロイヤルパインズホテル 総料理長 |
下村 康弘 | (株)オリエンタルランド フードオペレーション部フードオペレーション グループマスターシェフ |
佐野 文彦 | びわ湖大津プリンスホテル 洋食料理長 |
飯塚 隆太 | レストランリューズ オーナーシェフ |
山下 泉 | レストランロオジェ 料理長 |
鈴木 房雄 | 新高輪・高輪プリンスホテル 統括総料理長 |
パリ・ファイナルに於ける歴代日本人入賞者
1984年 | 優勝 | 堀田大氏(東洋軒、東京都) |
1994年 | 3位 | 佐野文彦氏(大津プリンスホテル、滋賀県) |
2001年 | 3位 | 中宇祢満也氏(浦和ロイヤルパインズホテル、埼玉県) |
2002年 | 3位 | 佐藤浩氏(浦和ロイヤルパインズホテル、埼玉県) |
2003年 | 3位 | 柏木健一氏(ホテルグランヴィア大阪、大阪府) |
2008年 | 2位 | 下村康弘氏(株式会社オリエンタルランド、千葉県) |
2010年 | 3位 | 大和幸義氏(帝国ホテル東京、東京都) |
2013年 | 3位 | 鎌田英基氏(帝国ホテル東京、東京都) |
2014年 | 3位 | 川本善広氏(ホテルグランヴィア大阪、大阪府) |
2016年 | 3位 | 吉本 憲司(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ、東京都) |
優勝者は、今年11月20日、パリで行われるコンクール・アンテルナショナル(国際ファイナル・コンクール)参加を兼ねて配偶者と共にパリに招待されます。
<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクールは50年の歴史を持ち、この間数多くの優れたシェフを輩出してきました。日本においては一時中断もありましたが、毎年定期的に開催し続けている国際料理コンクールに直結した日本で唯一のフランス料理コンクールとして高く評価されています。
*このコンクールは明確な2段階をもつコンクール、つまり参加各国でのコンクールは予選ではなく各国での<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール・ナショナル(参加各国名)であり、各国のコンクールの優勝者がパリに集まって行うものが<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクールです。
国際ファイナル・コンクール(パリ)
日付
2017年11月20日
参加国
フランス(アンドール公国、モナコ公国を含む)、ドイツ、日本、スイス、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、イギリス
- 参加各国でのコンクール優勝者は、ファイナリストとして2週間前に招集状と共に一般テーマ(例:魚、甲殻類、肉、ジビエ、家禽 等…)、を受け取る。
- コンクール前夜、法廷執行官立ち会いのもと、コンクールの明確なテーマ及び材料リストがくじで決められる。ファイナリストはその材料リストから必要な材料を選び出し、オリジナル・ルセットの料理制作にあたる。
- 各参加者は5時間以内に料理を仕上げる。
コンクールに関するお問合わせ先
<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール・ジャポン
事務局 フランス文化を識る会
〒160-0023
東京都渋谷区桜丘町3-2 渋谷サクラステージ SAKURAタワー7階
TEL:03(5937)4412 FAX:03(5937)1891