2023 PRIX CULINAIRE <LE TAITTINGER> 56

第56回 <ル・テタンジェ賞>
国際シグネチャーキュイジーヌコンクール
日本大会 最終審査結果

56回 ル・テタンジェ賞 国際シグネチャーキュイジーヌコンクール 日本大会

LE TAITTINGER
56ème PRIX INTERNATIONAL DE CUISINE D'AUTEUR
SELECTION DU JAPON

1967年に誕生した<ル・テタンジェ賞>国際シグネチャーキュイジーヌコンクールは、55年の歴史を持ち、この間数多くの優れたシェフを輩出、毎年開催し高く評価され続けている国際料理コンクールです。さらに変化していく時代にあったコンクールとなるべく、料理人一人ひとりの個性を大事にするべく、新たな歩みを続けています。

第54 回大会優勝の堀内亮氏(レストラン「ル・ジャルダン」)に続き、前大会では日本代表の神戸宏文氏(東京會舘)がロンドン本選で第2 位になり、日本のフランス料理界は大変盛り上がりました。
今回は日本代表者の選考方法を他国と同じく書類審査のみとなり、9 月6 日(水)に審査が行われました。8 人の審査員による厳正な審査の結果、1 名が選ばれました。

また、10月3日(火)に優勝者による本大会テーマ料理のお披露目食事会が、ホテルニューオータニ東京 「トゥールダルジャン東京」にて開催されました。2位・3位の方のご紹介、フランス・テタンジェ社:ロナン・ド・ラ・モルレ氏より優勝者へカップが贈呈され、温かい雰囲気の中、優勝者を出席者全員で称えました。

優勝者は、10 月に日本大会審査員やフランスのシャンパーニュ・テタンジェ関係者に本大会テーマの「アイナメとオマール海老2 尾」のアシエット料理を披露し、準備を経て1 月30日に開催されるパリ本選に挑むことになります。

ル・テタンジェ賞国際シグネチャー
キュイジーヌコンクール 受賞者

ル・テタンジェ賞国際シグネチャーキュイジーヌコンクール 最終選考の厳正な審査の結果は、以下の通りです。

優勝

但馬 彰典

ホテルニューオータニ東京 トゥールダルジャン 東京

但馬氏 コメント

昨年の日本大会では3位で手の届かなかった世界大会への出場権を今回、勝ち取れたことを本当に嬉しく思います。

また、大会に臨むにあたって日頃よりお世話になっている堀田シェフ、師匠のルノー・オージエシェフをはじめとする職場の方々、大会運営に携わる方々の多大なサポートに心より感謝申し上げます。

昨年の悔しい思いや、応援してくださる方々への恩返しの気持ちも全て世界大会でぶつけて、私の料理を表現したいと思います。

2位

森永 将史

株式会社オリエンタルランド

3位

岸本 一完

グランヴィア大阪


左から、2位森永氏、3位岸本氏

第56回コンクール テーマ

テタンジェ賞国際シグネチャーキュイジーヌコンクール規約に則り
書類選考に提出したオリジナル・ルセット

INTERPRÉTATION D’UN MORCEAU
D’UN LIEU JAUNE ET DE DEUX HOMARDS
POUR 8 PERSONNES
8 assiettes avec un budget maximum de 50€
(400€ au total)

アイナメ と オマール海老 2 尾(温製料理)
8名分

※LIEU JAUNE JAUNE(リュ・ジョーヌ)は「スケソウダラ」ですが、フランスのLIEU JAUNE と日本のスケソウダラでは、味・食感・質感等全てにおいて異なるため、日本大会ではフランスのLIEU JAUNE に近い「アイナメ」で書類審査を行います。書類選考にて選ばれた1 名はフランス本選に向けてLIEU JAUNE のルセットに書き換えて挑むことになります。

審査委員

審査委員長

堀田 大株式会社マンジュトゥー 代表取締役
1984年、ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・アンテルナショナルに、
日本人として初めて参加しグラン・プリを獲得

書類審査委員

下村 康弘株式会社オリエンタルランド 総料理長
鎌田 英基帝国ホテル 東京 ラ ブラスリー シェフ
朝比奈 悟アサヒナガストロノーム オーナーシェフ
関谷 健一朗ジョエル・ロブション ディレクトゥール・キュイジーヌ
堀内 亮ル・ジャルダン シェフ
Renaud AUGIERトゥールダルジャン 東京 エグゼクティブ・シェフ
Olivier CHAIGNONロオジエ エグゼクティブ・シェフ
Guillaume BRACAVALフォーシーズンズホテル東京大手町 シェフ ドゥ キュイジーヌ
審査員の方々

コンクール・アンテルナショナルに於ける歴代日本人入賞者

1984年優勝堀田 大氏(東洋軒、東京都)
1994年3位佐野 文彦氏(大津プリンスホテル、滋賀県)
2001年3位中宇祢 満也氏(浦和ロイヤルパインズホテル、埼玉県)
2002年3位佐藤 浩氏(浦和ロイヤルパインズホテル、埼玉県)
2003年3位柏木 健一氏(ホテルグランヴィア大阪、大阪府)
2008年2位下村 康弘氏(株式会社オリエンタルランド、千葉県)
2010年3位大和 幸義氏(帝国ホテル東京、東京都)
2013年3位鎌田 英基氏(帝国ホテル東京、東京都)
2014年3位川本 善広氏(ホテルグランヴィア大阪、大阪府)
2016年3位吉本 憲司氏(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ、東京都)
2017年2位坂田 知昭氏(びわ湖大津プリンスホテル、滋賀県)
2018年優勝関谷 健一朗氏(ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション 、東京都)
2020/2022年優勝堀内 亮氏(レストラン「ル・ジャルダン」、福井県)
2022/2023年2位神戸 宏文氏(東京會舘、東京都)
(所属は当時のものです)

コンクールに関するお問合わせ先

<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール・ジャポン
事務局 フランス文化を識る会
〒160-0023 
東京都渋谷区桜丘町3-2 渋谷サクラステージ SAKURAタワー7階
TEL:03(5937)4412 FAX:03(5937)1891