第56回 <ル・テタンジェ賞>
国際シグネチャーキュイジーヌコンクール
日本大会 最終審査結果
第56回 ル・テタンジェ賞 国際シグネチャーキュイジーヌコンクール 日本大会
LE TAITTINGER
56ème PRIX INTERNATIONAL DE CUISINE D'AUTEUR
SELECTION DU JAPON
1967年に誕生した<ル・テタンジェ賞>国際シグネチャーキュイジーヌコンクールは、55年の歴史を持ち、この間数多くの優れたシェフを輩出、毎年開催し高く評価され続けている国際料理コンクールです。さらに変化していく時代にあったコンクールとなるべく、料理人一人ひとりの個性を大事にするべく、新たな歩みを続けています。
第54 回大会優勝の堀内亮氏(レストラン「ル・ジャルダン」)に続き、前大会では日本代表の神戸宏文氏(東京會舘)がロンドン本選で第2 位になり、日本のフランス料理界は大変盛り上がりました。
今回は日本代表者の選考方法を他国と同じく書類審査のみとなり、9 月6 日(水)に審査が行われました。8 人の審査員による厳正な審査の結果、1 名が選ばれました。
また、10月3日(火)に優勝者による本大会テーマ料理のお披露目食事会が、ホテルニューオータニ東京 「トゥールダルジャン東京」にて開催されました。2位・3位の方のご紹介、フランス・テタンジェ社:ロナン・ド・ラ・モルレ氏より優勝者へカップが贈呈され、温かい雰囲気の中、優勝者を出席者全員で称えました。
優勝者は、10 月に日本大会審査員やフランスのシャンパーニュ・テタンジェ関係者に本大会テーマの「アイナメとオマール海老2 尾」のアシエット料理を披露し、準備を経て1 月30日に開催されるパリ本選に挑むことになります。
ル・テタンジェ賞国際シグネチャー
キュイジーヌコンクール 受賞者
ル・テタンジェ賞国際シグネチャーキュイジーヌコンクール 最終選考の厳正な審査の結果は、以下の通りです。
優勝
但馬 彰典
ホテルニューオータニ東京 トゥールダルジャン 東京
但馬氏 コメント
昨年の日本大会では3位で手の届かなかった世界大会への出場権を今回、勝ち取れたことを本当に嬉しく思います。
また、大会に臨むにあたって日頃よりお世話になっている堀田シェフ、師匠のルノー・オージエシェフをはじめとする職場の方々、大会運営に携わる方々の多大なサポートに心より感謝申し上げます。
昨年の悔しい思いや、応援してくださる方々への恩返しの気持ちも全て世界大会でぶつけて、私の料理を表現したいと思います。
2位
森永 将史
株式会社オリエンタルランド
3位
岸本 一完
グランヴィア大阪
第56回コンクール テーマ
テタンジェ賞国際シグネチャーキュイジーヌコンクール規約に則り
書類選考に提出したオリジナル・ルセット
INTERPRÉTATION D’UN MORCEAU
D’UN LIEU JAUNE ET DE DEUX HOMARDS
POUR 8 PERSONNES
8 assiettes avec un budget maximum de 50€
(400€ au total)
アイナメ と オマール海老 2 尾(温製料理)
8名分
※LIEU JAUNE JAUNE(リュ・ジョーヌ)は「スケソウダラ」ですが、フランスのLIEU JAUNE と日本のスケソウダラでは、味・食感・質感等全てにおいて異なるため、日本大会ではフランスのLIEU JAUNE に近い「アイナメ」で書類審査を行います。書類選考にて選ばれた1 名はフランス本選に向けてLIEU JAUNE のルセットに書き換えて挑むことになります。
審査委員
審査委員長
堀田 大 | 株式会社マンジュトゥー 代表取締役 1984年、ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・アンテルナショナルに、 日本人として初めて参加しグラン・プリを獲得 |
書類審査委員
下村 康弘 | 株式会社オリエンタルランド 総料理長 |
鎌田 英基 | 帝国ホテル 東京 ラ ブラスリー シェフ |
朝比奈 悟 | アサヒナガストロノーム オーナーシェフ |
関谷 健一朗 | ジョエル・ロブション ディレクトゥール・キュイジーヌ |
堀内 亮 | ル・ジャルダン シェフ |
Renaud AUGIER | トゥールダルジャン 東京 エグゼクティブ・シェフ |
Olivier CHAIGNON | ロオジエ エグゼクティブ・シェフ |
Guillaume BRACAVAL | フォーシーズンズホテル東京大手町 シェフ ドゥ キュイジーヌ |
コンクール・アンテルナショナルに於ける歴代日本人入賞者
1984年 | 優勝 | 堀田 大氏(東洋軒、東京都) |
1994年 | 3位 | 佐野 文彦氏(大津プリンスホテル、滋賀県) |
2001年 | 3位 | 中宇祢 満也氏(浦和ロイヤルパインズホテル、埼玉県) |
2002年 | 3位 | 佐藤 浩氏(浦和ロイヤルパインズホテル、埼玉県) |
2003年 | 3位 | 柏木 健一氏(ホテルグランヴィア大阪、大阪府) |
2008年 | 2位 | 下村 康弘氏(株式会社オリエンタルランド、千葉県) |
2010年 | 3位 | 大和 幸義氏(帝国ホテル東京、東京都) |
2013年 | 3位 | 鎌田 英基氏(帝国ホテル東京、東京都) |
2014年 | 3位 | 川本 善広氏(ホテルグランヴィア大阪、大阪府) |
2016年 | 3位 | 吉本 憲司氏(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ、東京都) |
2017年 | 2位 | 坂田 知昭氏(びわ湖大津プリンスホテル、滋賀県) |
2018年 | 優勝 | 関谷 健一朗氏(ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション 、東京都) |
2020/2022年 | 優勝 | 堀内 亮氏(レストラン「ル・ジャルダン」、福井県) |
2022/2023年 | 2位 | 神戸 宏文氏(東京會舘、東京都) |
コンクールに関するお問合わせ先
<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール・ジャポン
事務局 フランス文化を識る会
〒160-0023
東京都渋谷区桜丘町3-2 渋谷サクラステージ SAKURAタワー7階
TEL:03(5937)4412 FAX:03(5937)1891