2004 Cuisine Française Profil
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第39回 現代フランス料理技術 特別講習会
セルジュ・シュネ
M. Serge CHENET
PROFILE
1974年7月 – 1975年4月 | グラン・ホテル「レ・ディアブルレ」(スイス)でシェフ・ド・パルティ |
1977年12月 – 1978年4月 | ルレ・エ・シャトー「ル・トーテム」(フレーヌ)でシェフ・ド・パルティ |
1980年3月 – 1982年10月 | ルレ・エ・シャトー「ル・プリウレ」(ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン)でスー・シェフ |
1984年4月 – 1984年10月 | 4つ星ホテル「ベル・リヴ」(ジュアン・レ・パン)でスー・シェフ |
1981年12月 – 1985年4月 | 4つ星ホテル「ル・ラナ」(ローヌ・アルプ)で料理長 |
1985年4月 – 1988年5月 | 「シャトー・ド・ロシュギュード」(コート・デュ・ローヌ)で料理長、1987年にミシュラン1つ星 |
1988年5月 – 現在 | ルレ・エ・シャトー「ル・プリウレ」(ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン)で料理長となり現在に至る。1993年にミシュラン1つ星となり、店を名店へと育て上げたその手腕はフランスで高く評価されている。また世界各国招聘され国際的にも活躍する |
コンクール
1990年 | 第24回ピエール・テタンジェ国際料理賞コンクールのフィナリスト |
1991年 | ポール – ルイ・メソニエ国際料理賞コンクール(コート・デュ・ローヌ)第3位 |
1993年 | M.O.F.(フランス国家最優秀技術者)の称号を受ける |
2003年のガイドより
・ミシュラン・ガイド1ッ星 |
・ゴー・ミヨ16点(20点満点) |
・ボタン・グルマン2ッ星 |
・シャンペラール2ポイント |
MESSAGE
私が料理人になりたいと思ったのは9歳の時でした。この職業がどういうものなのかは知りませんでした。恐らく私の母と祖母がとても料理が上手だったからでしょう。
家族と共に囲んだ祝祭日のご馳走は忘れられない思い出として私に残っています。子供の頃の私にはその都度が素晴らしい時でした。
私の料理はその土地の食材を使ったキュイジーヌ・テロワールであり、移り変わる季節や恵み豊かなプロヴァンスの自然からインスピレーションを受けた大地の料理です。
プロヴァンスは私達に実に沢山の素材を用意しています。
高品質のオリーヴ・オイル、素晴らしいフルーツや野菜類、コート・デュ・ローヌのワインやプロヴァンスの大地に育まれた上等なピジョン、仔羊やトリュフ、熟成されたフロマージュ、地中海の新鮮で美味しい魚介類。
料理人として私がすることは、これらの食材が持つ魅力を充分に際立たせた美味しい自分なりの料理を作ることです。また私はスパイスも好みますが、少量しか使いません。それは食材自体の味と香りを壊す為ではなく、生かす為に使うものだからです。
世界の国々を旅する時、私はいつも多くのアイデアを得ます。それらをアレンジして私の料理に生かしています。
私のプロヴァンス料理を日本の皆様にご紹介できることは大きな喜びであります。
2004年1月
セルジュ・シュネ