2007 Pâtisserie Française Profil 32

第32回 現代フランス製菓技術特別講習会

ブルーノ・モンクーディオ

Monsieur Bruno MONTCOUDIOL

PROFILE

1973年生まれる
1988年 – 90年シャルキュトゥリー<ディミエ>でアプランティ
1990年シャルキュティエ、トレトゥールのCAP(職業適正証書)を取得
1990年 – 92年シャルキュトゥリー<ピオ>でアプランティ
1992年シャルキュティエ、トレトゥールのBP(職業教育修了証書)を取得
1992年 – 95年製菓店<デユシャン>でパティシエ
1993年パティシエ、ショコラティエ、グラシエ、コンフィズールのCAPを取得
1995年職業上級技術者免状を取得
1995年 – 96年兵役(将校専用レストランでパティシエ)
1996年 – 97年製菓店<フレッソン>(ルレ・デセール・インターナショナルでパティシエ)
1997年 – 98年製菓店<オ・フルニ・バッソア>で総責任者
1998年パティシエ、ショコラティエ、グラシエのBrevet Maîtrise(管理技術者免状)を取得
1998年オート・ロワールの職業教育センターでパティスリーの教授
2000年シャルキュティエ、トレトゥールのBrevet Mâiriseを取得
2004年 – 現在仏国立イッサンジョー高等製菓学校の教授

その他製菓関係からの依頼を受けて、技術アドヴァイザー、製品の研究・開発、新しいデコールの開発にあたり、氏の技術は、国際的にも高く評価されている。

1992年エクスポシション・ガストロノミックで2位(プレザンタシオン・アルティステック)
1993年エクスポシション・ガストロノミックで1位(ピエス・アルティステック・アプランティ)
コングレ・ローヌ・アルプ・ド・パティスリーで3位(ピエス・アルティステック・シュークル)
コンクール・サンミシェルで3位(アントルメ)
1994年エクスポシション・ガストロノミックで1位(ピエス・アルティステック・シュークル)
1995年エクスポシション・ガストロノミックで1位(氷彫刻)、3位(ピエス・アルティステック・シュークル)
コングレ・ローヌ・アルプ・ド・パティスリーで1位(ピエス・アルティステック・パティアージュ)
2004年M・O・F(フランス国家最優秀技術者の称号)を得る
2006年WPTC(World Pastry Team Championship、米国・フェニックスで開催)の世界チャンピョン

MESSAGE

親愛なる日本のパティシエの皆様たちへ

パティスリーへの共通の情熱を皆様と分かち合えることを光栄に思います。
この味わいあるテーマで、私たちのヴィジョン、アイデアそして技術を交流できるということは素晴らしいことです。
尽きることのない可能性、イマジネーション、そしてパルファンをもたらしてくれる、夢のようなこの仕事に対する情熱を皆様にお伝えできることは、私の最上の喜びです。しかしこのとても刺激的なことを行うには人の一生はあまりにも短すぎます。
パティシエという仕事はルセットや技術だけで成り立つのではなく、手の中を通り過ぎる素材たちを、私たちの個性と思いで生まれ変わらせなければなりません。
一口食べるごとに子供時代に戻り、おかわりをしながら目を輝かせるグルマン達の顔を見るのは、私たちにとってなんと嬉しいご褒美でしょう。
私の仕事を通して、フランス菓子のグルマンで合理的なヴィジョンをご提案したいと思います。
《自分が 望むものを伝えるのではなく、自分自身を伝えたい》
素晴らしいグルメの旅を皆様とともに!

2007年3月
ブルーノ・モンクーディオ