2008 Pâtisserie Française Profil 33

第33回 現代フランス製菓技術特別講習会

ジャン-ジャック・セヴァ

Monsieur Jean-Jacques CEVA

ジャン-ジャック セヴァ

PROFILE

南仏サン・トロペの近くカヴァレール・シュル・メールで、パテイスリー、トレトゥール、グラシエ、
ショコラティエの<ガトー・ド・ファミーユ>を自営

1963年生まれる
1978年父シャルル・セヴァ氏(M.O.F.)の経営する製菓店<ル・パレ・デュ・シュクル>でアプランティ
1980年CAP(職業適性証書、パティシエ、コンフィズール、グラシエ)取得
1982年フランス海軍・インド洋艦隊司令長官付きパティシエとして兵役
1984年エクスポジション・ニースで3位(パティシエ部門)
1985年Brevet Mâitrise(技術習熟者免状)取得
1986年<ル・パレ・デュ・シュクル>のシェフ・パティシエとなる。
エクスポジション・ニースで3位(シェフ・パテイシエ部門)
1987年エクスポジション・ニースで1位(シェフ・パテイシエ部門)
1988年エクスポジション・カンヌで1位(シェフ・パテイシエ部門)
1989年エクスポジション・グラースで1位(シェフ・パテイシエ部門)
1991年エクスポジション・アンティーブで2位(シェフ・パテイシエ部門)
1993年エクスポジション・フィパック・カンヌで1位(シェフ・パテイシエ部門)
1999年父シャルルに代わり<ル・パレ・デュ・シュクル>のオーナー・シェフとなり店の一切を取り仕切り現在に至る。

MESSAGE

親愛なる日本のパティシエの皆様へ

<ル・パレ・デュ・シュクル>のルセットを通して皆様と分かち合うことができることを大変うれしく思います。
私は父と同じパティシエの道を歩み始めて30年以上たちました。
この職業は実に素晴らしいものです。
パティスリーは常に進化し私たちは日々新らたな刺激を受けて多くのことを学ぶことができるからです。

パティシエという生きいきした情熱的な人生。その情熱と好奇心こそが私たち仕事の原動力であり、創るパティスリーは自分自身を表現してます。

私は皆様と分かち合うことができるこの特別な機会に恵まれたことをとても幸せに思います。
紹介する私のルセットが皆様の期待に応え、新しい作品を作り出すための一助としてお役にたてればと願っております。

この知識と技術の絆は友情と友愛へと昇華していくことでしょう。
なぜなら未来は世界すべての人々のものなのですから。

共通の情熱を皆様と分かち合えることを楽しみに。

2008年3月
ジャン-ジャック・セヴァ