2016 Pâtisserie Française Profil 47

第47回 現代フランス製菓技術特別講習会

ドミニック・コスタ

Monsieur Dominique COSTA

PROFILE

1862年皇帝ナポレオン3世の意志により建造された歴史あるインターコンチネンタル パリ ル グランのシェフ・パティシエ、<レストラン・カフェ・ド・ラ・ペ>を始め、バンケ、ビュッフェ、コクテルに関するパティスリーの制作・デザイン総責任者

1978年11月生まれる
1995年~1999年ホテル・デュ・ラック・ダンギャン・レ・バン、グランド・ホテル・アダンギャン・レ・バン、レストラン・ル・キャレ・クレヴェール、ホテル・パリ・K・パレス、シェ・レイニール・マルケッティ等でフランス料理とフランス菓子の研鑽を積む
1999年~2000年ホテル・ルテシア(パリ)でドゥミ・シェフ・ド・パティシエ
2000年~2002年ホテル・ルテシアでシェフ・ド・パルティ・パティシエ(パティスリーのミ・ザン・プラスの責任者)
2002年~2002年ホテル・モン・ロワイヤルでシェフ・パティシエ
2002年~2003年ホテル・ボラボラ・ニュイ・リゾート・アンド・スパでセコンド・パティシエ
2003年~2004年シャトー・ド・ファヴェルジュ・ド・ラ・トゥ―ル(4星)でシェフ・パティシエ
2004年~2007年ピュブリシス(アラン・デュカス・グループ、シャンゼリゼ通り)でシェフ・パティシエ
2007年~2008年レストラン・ラ・トゥール・エッフェルでシェフ・パティシエ(アラン・デュカスグループ)
2008年~2010年ホテル・ルテシアでシェフ・パティシエ
2010年5月~現在インターコンチネンタル・パリ ル・グラン ホテルでシェフ・パティシエとして、18名のパティシエを率いて、ホテルのパティスリー、デセール総責任者としてその手腕は世界から高く称賛されている

スタージュ

ショコラの造形

プティ・ガトーとガトー・ド・ヴォワイヤージュ(ピエール・エルメ)
ショコラ・アート(ベルーエ・コンセイユ)
シュクル・ティレとシュクル・スフレ(ベルーエ・コンセイユ)

MESSAGE

経済の混乱は全世界に影響を及ぼしていますが、私達の中にある創造性はその影響を受けたりはしません。
この状況により、今までのやり方を変えざるを得ないことがありますが、その結果新たなこと、フランス菓子における新たな仕事の仕方を見出すことが出来ます。
それ故パティシエは常に最高を目指すことで、私達の職業をより豊かなものにしなければなりません。
それがフランス菓子の世界を守るために今必要なことなのです。

2016年3月
ドミニック・コスタ