2005 Cuisine Française
40
第40回
40e COURS DE TECHNOLOGIE DE
第40回
現代フランス料理技術 特別講習会
40e COURS DE TECHNOLOGIE DE
CUISINE FRANÇAISE MODERNE PAR M. Christian TETEDOIE
先人達の英知の結晶、リヨン料理の伝統に新しく見出す
ガストロノミックな料理とブーション・リヨネ(典型的なリヨンのビストロ)
のシンプルで美味な伝統的料理
MESSAGE
一般社団法人 日本ホテル協会 会長 山口 弘毅 氏
フランス文化を識る会が主催するフランス料理講習会の記念すべき40回に際し、フランス料理を代表する美食の宝庫として古くから知られるリヨン地方より、クリスチャン・テットドワ氏を招いて現代リヨン料理を紹介されることは誠に意義深いことであります。
<リヨン料理の伝統を新しく再発見したガストロノミック料理と典型的なリヨンのビストロ料理>
氏の紹介する2つのカテゴリーの料理はフランス料理が持つ本質的な美味しさを取り戻そうとする強い意志を秘めています。
私は料理界に活躍する多くの方々がこの講習会に参加されて、フランス料理の大切な技と味を再び見出して現状を打ち破る強い力を持たれんことを期待するとともに、本講習会の成功を願って止みません。
2005年1月
一般社団法人 日本ホテル協会
会長 山口 弘毅
ご挨拶
ASSOCIATION DE LA CULTURE FRANCAISE
フランス文化を識る会は1969年以来今日まで毎年定期的にフランスから優れたシェフを講師に招いて開催してきました「現代フランス料理技術特別講習会」は今年で40回を迎えました。
フランス料理の個性が息づくリヨンから招聘するクリスチャン・テットドワ氏はフランス料理の美味しさと独自性を先人達の英知の結晶である伝統の中に見い出し、今フランスで大きく注目されている気鋭の料理人です。
古くから「道に迷ったら故郷に戻りなさい」という言葉があります。
新しさを求めるあまりに沢山のものを詰め込みすぎて混迷する料理界にあって、氏の料理はリヨン料理の豊かな味とフランス・ガストロノミーの誇りに満ちています。
本講習会の目的はフランスの料理芸術の紹介にありますが、併せて日仏文化・経済の交流を計り親善の強化に役立ちたいとする願いを込めて開催するものです。
2005年1月
フランス文化を識る会
ASSOCIATION DE LA CULTURE FRANCAISE